屋上庭園という言葉があるけれど意味があるの?

毎年夏場に入ると熱中症で倒れる人が多いもの

地球の温暖化現象が叫ばれて相当の年数が経ちます。学者の予言通り東京都の気候も沖縄並みに亜熱帯化するようになりました。アスファルト舗装されたところでは夏場気温が上がってヒートアイランド現象も普通に見られるようになって来ています。古い家屋や住環境の悪いところに住んでいる場合には梅雨の時期から夏場、あるいは秋口に至るまで熱中症で倒れて病院へ搬送される人々が毎年4万人を越えているとされています。このような状況においては対策や改善策はないのかと誰もが心配するものです。

夏場に行われることというと

現在の住環境においては夏場の暑さ対策としてはスダレを吊ったり、道路で打ち水を行ったり、団扇や扇風機を持ち出したり、あるいはエアコンを稼働したりという方法があります。しかしこれらは電気を使ったりして二酸化炭素の排出量を抑えたいとする節約家にとっては根本的な解決方法とは言えません。学校においてはグリーン・カーテンといって南面する側に地面から上に向かってアサガオやヘチマ、ゴーヤなどを這わせて太陽光線を遮る方法を取っているところも見られそれなりの効果があるとされます。

屋上緑化という言葉が聞かれます

屋上緑化はグリーン・カーテンと似たような原理・方法です。壁面いっぱいにツタを這わせるものは店舗でも見られます。屋上に防水層を作って排水装置を付けたうえで土の層を作り、そこへ草木を植え付ける方法が屋上緑化と呼ばれ、屋上への照り返しを防止しこれによって太陽光からの熱で草木の蒸散作用が働いて周囲の温度を下げる効果を持ちます。そして道路上では60度Cにも達する温度が緑化することで30度Cぐらいに温度上昇が抑えられ、安定した室内環境へも導くものです。又、光合成作用で二酸化炭素の量を減らして酸素を放出する作用も持ちます。

屋上緑化は植えた植物が枯れないように一年を通して水や肥料を適切な方法で与えることが大切です。維持費が嵩まないように植物の品種に気を配る他、枝や土が落下しないようにフェンスなどを併用する必要があります。